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静脈内鎮静法の前日準備完全ガイド|食事・睡眠・服装の注意点
本記事は、静脈内鎮静法を受ける前日・当日に必要な準備(食事制限・水分制限・睡眠・服装・ネイル・持参物など)を、歯科医師の立場から網羅的に解説します。
「静脈内鎮静法を予約したけど、前日に何をすればいいかわからない」という方に向けて、当院(ゴールド麻布デンタルクリニック)での運用経験も交えながら、具体的な行動チェックリストをお伝えします。
静脈内鎮静法とは何か?前日準備が重要な理由

静脈内鎮静法は、点滴で抗不安薬・鎮静薬を血管内に投与し、「ウトウトした意識下」で歯科治療を受けられる麻酔法です。全身麻酔と異なり意識は保たれ、呼びかけに反応でき、入院も不要です。胃・大腸の内視鏡検査でも広く使われており、安全性の高い方法とされています。
なぜ前日準備が重要なのか。それは鎮静中に嘔吐が起きると、胃内容物が気道に流入し誤嚥性肺炎や窒息を引き起こすリスクがあるからです。「術前の絶飲絶食の時間を必ず守ること」が安全管理の最重要事項です。
前日の準備を怠ると、当日に施術を中止せざるを得ないケースもあります。せっかく予約を取り、仕事や予定を調整したのに「食事制限が守れていなかった」という理由でキャンセルになるのは、患者さんにとっても非常に残念な事態です。だからこそ、事前の正確な知識が欠かせません。
前日の食事・睡眠はどうすればよいか?
前日は特別な食事制限はありませんが、消化の良い軽めの食事を心がけてください。脂肪やたんぱく質が多い食事は胃内に長時間残りやすいため、翌日の絶食開始時間に影響します。
前日の食事で避けるべきもの
- 脂肪分の多い食事:揚げ物・焼肉・ラーメンなど(胃内滞留時間が長い)
- アルコール:鎮静薬との相互作用があるため、前日夜から禁酒が望ましい
- 過食:当日の絶食開始を早める原因になる
前日の睡眠はなぜ重要なのか?
前日は十分な睡眠を取ることが必須です。睡眠不足は体調不良につながり、施術当日に血圧や脈拍が不安定になるリスクがあります。治療前日は十分に睡眠をとるようにしてください。
当院では、前日夜は22時〜23時には就寝し、7〜8時間の睡眠を確保することをお勧めしています。「緊張して眠れない」という方は珍しくありませんが、横になって目を閉じるだけでも体の疲労回復に役立ちます。
体調が悪い場合は必ず当日の施術前にご連絡ください。発熱・下痢・強い倦怠感がある状態での施術は安全管理上、延期を検討します。
当日の食事制限(絶食・絶飲)はいつから?
治療開始の6時間前から食事を取らないことが基本ルールです。水分についても、治療2時間前からは水・お茶も控えてください。

飲食制限の具体的なタイムライン
- 治療6時間前まで:消化の良い軽食はOK(脂肪・たんぱく質少なめ)
- 治療6時間前〜2時間前:食事は禁止。水・お茶・スポーツ飲料は少量可
- 治療2時間前〜施術まで:水分も含めて完全絶飲食
「炭酸飲料・ジュース・牛乳・カフェイン飲料は胃からの吸収が悪いため、当日は避けること」とされています。コーヒーや紅茶も治療当日は控えましょう。
常用薬がある場合はどうするか?
高血圧・糖尿病・心疾患などの持病で薬を服用している方は、必ず事前に担当医師へ申告してください。向精神薬・経口避妊薬・動脈硬化の薬・糖尿病の薬などは、手術前に服薬を一時中止するよう指示されることがあります。自己判断で服薬を止めることも危険ですので、必ず歯科医師の指示に従ってください。
当院では初診時の問診で服薬状況を詳しく確認し、必要に応じて内科主治医への照会も行っています。「飲んでいる薬があるけど言いにくい」という方も、遠慮なくお伝えください。安全な治療のために欠かせない情報です。
当日の服装・ネイル・持ち物はどうすればよいか?
服装はゆったりとした、腕まくりしやすいものを選んでください。点滴ルートの確保・血圧測定・パルスオキシメーター装着のため、袖口が広く動かしやすい服が必須です。
服装のチェックリスト
- 腕まくりしやすいトップス:袖が細いニットや厚手のコートは不向き
- ヒールの高い靴はNG:施術後はふらつきが残るため、フラットシューズ推奨
- お化粧は控えめに:口紅・ファンデーションは顔色の観察を妨げる場合がある
- 長い髪はまとめる:施術中に邪魔にならないよう、ヘアゴムで束ねてください

ネイル(マニキュア・ジェルネイル)は必ず外す
これは見落としがちですが、非常に重要なポイントです。施術中の全身状態を把握するために「パルスオキシメーター」という機器を指先に装着します。これは爪に光を当てて血中酸素飽和度を測定する装置で、マニキュアやジェルネイルが付いていると正確に測定できません。
当日は手指のマニキュアは取ってください。前日のうちにネイルを除去しておくことを強くお勧めします。
持ち物・来院方法の注意
- 車・バイク・自転車での来院は禁止:施術後は眠気・ふらつきが残るため、自分で運転することは絶対にNGです
- 電車・タクシー・家族の送迎:公共交通機関か付き添いの方の運転で来院してください
- 保険証・お薬手帳:持病の薬がある方は必ずお薬手帳を持参
- 時間に余裕を持った来院:施術前の問診・モニター装着に時間がかかります
施術当日の流れはどうなっているのか?
施術当日は「問診→モニター装着→点滴開始→治療→休憩→帰宅」の流れが基本です。当院では治療中に呼吸状態・脈拍・血圧を継続的にモニタリングし、安全を確認しながら進めます。
当日の流れ(ステップ別)
- 問診・体調確認:絶食の確認、体調不良の有無、来院方法の確認
- 生体情報モニターの装着:血圧計・心電図・パルスオキシメーター・酸素カニューレを装着
- 点滴開始:極細の注射針で手背から点滴ルートを確保し、鎮静薬をゆっくり投与
- 歯科治療:患者さんがリラックスした状態になったことを確認してから治療開始。局所麻酔も併用します
- 治療終了・休憩:5〜60分程度休憩し、眠気・ふらつきが回復したことを確認
- 治療内容の説明・帰宅:担当医から当日の治療内容を説明し、帰宅可能と判断されたら終了
当院の静脈内鎮静法は1時間30分で33,000円(税込)、以後30分ごとに11,000円(税込)です。治療後の記憶がほとんど残らない方が多く、「気づいたら終わっていた」という感想をよくいただきます。
食事・服薬・持ち物などの注意事項は
予約確定後に当院からご案内します
服用中のお薬がある方や全身疾患をお持ちの方は、事前にその旨をお伝えください。内容に応じて個別にご案内します。
施術後の注意点は何か?当日・翌日の過ごし方
施術後は当日中の車・バイク・自転車の運転は絶対に禁止です。鎮静薬の効果が完全に消えるまでに数時間かかり、突然の眠気やふらつきが起こることがあります。
施術後の当日の注意事項
- 運転禁止:車・バイク・自転車すべてNG。自転車も危険です
- 飲酒禁止:鎮静薬との相互作用で強い眠気が出る可能性がある
- 重要な判断・契約行為を避ける:健忘作用が残っている間は判断力が低下することがある
- 安静にする:帰宅後は横になって休み、無理な外出は控える
こんな症状が出たらすぐ連絡を
- 発熱・強い気分不快
- 施術部位の腫れや出血が止まらない
- 強い吐き気・嘔吐
上記の症状が出た場合は、すぐに当院または救急医療機関にご連絡ください。翌日以降は通常の生活に戻れる方がほとんどですが、体調に不安がある場合はご連絡いただければ対応します。
静脈内鎮静法が向いているのはどんな人か?
歯科恐怖症・嘔吐反射が強い・長時間治療が必要な方に特に適しています。当院では以下のような方に静脈内鎮静法をお勧めしています。
- 歯科治療への強い恐怖・不安がある方:歯科恐怖症で通院が困難な方でも、リラックスした状態で治療を受けられます
- 嘔吐反射(えずき)が強い方:鎮静により反射が抑制され、型取りや処置がスムーズになります
- 長時間の治療が必要な方:インプラント・セラミック多数・短期集中治療など、1回で複数の処置を行う場合に有効です
- 高血圧・心疾患などの持病がある方:緊張による血圧上昇を抑えながら安全に治療できます
- 治療の記憶を残したくない方:健忘作用により、治療中の不快な記憶がほとんど残りません
当院では短期集中治療との組み合わせも得意としており、「12本の治療を3回で完了」「海外からの一時帰国で6本の治療を2回で完了」といった実績があります。お忙しい方や遠方からお越しの方にも対応できます。
静脈内鎮静法について詳しく知りたい方、実際に受けてみたいと感じた方は、まずはオンライン無料相談をご活用ください。当院(ゴールド麻布デンタルクリニック)では、WEB予約・LINE予約・オンライン相談に対応しており、初診時から静脈内鎮静法の利用も可能です。東京都港区南麻布(白金高輪)にて、窓から東京タワーを望む落ち着いた環境で、患者さん一人ひとりの不安に寄り添った治療を提供しています。
ゴールド麻布デンタルクリニック 静脈内鎮静法のご案内はこちら
よくある質問
静脈内鎮静法の前日に食事はしてもよいですか?
前日の食事制限はありませんが、消化の良い軽めの食事を心がけてください。揚げ物・アルコール・過食は避け、当日の絶食開始(治療6時間前)に備えましょう。
当日の朝、水や薬は飲んでもよいですか?
治療2時間前までは水・お茶・スポーツ飲料は少量可能です。ただし炭酸飲料・牛乳・カフェイン飲料は当日NG。常用薬については必ず事前に担当医師に確認してください。自己判断で服薬を止めることも危険です。
ネイルは必ず外さないといけませんか?
はい、マニキュア・ジェルネイルは必ず前日までに除去してください。施術中に指先でパルスオキシメーター(血中酸素濃度計)を使用するため、ネイルがあると正確に測定できず安全管理に支障が出ます。
一人で来院しても大丈夫ですか?
来院自体は一人でも可能ですが、帰宅時は必ず電車・タクシー・家族の送迎を利用してください。施術後は眠気・ふらつきが残るため、自分での運転(車・バイク・自転車)は当日中絶対に禁止です。
施術後はいつから普通の食事ができますか?
施術後、眠気・ふらつきが回復し帰宅できる状態になれば、通常の食事は可能です。ただし当日の飲酒は禁止。局所麻酔が残っている間は熱いものや硬いものを避けてください。
静脈内鎮静法は全身麻酔と何が違いますか?
静脈内鎮静法は意識が保たれ、呼びかけに反応でき、自分で呼吸ができます。入院不要で当日帰宅が可能です。全身麻酔は完全に意識がなくなり、人工呼吸が必要で入院が前提となります。
体調が悪い場合は当日キャンセルできますか?
発熱・強い体調不良がある場合は必ず施術前に当院へご連絡ください。体調不良の状態での施術は安全上延期します。早めのご連絡をお願いします。
静脈内鎮静法の費用はいくらですか?
当院では1時間30分で33,000円(税込)、以後30分ごとに11,000円(税込)です。初診時に静脈内鎮静法を希望する場合は申込金33,000円が必要で、銀行振込またはクレジット決済に対応しています。
まとめ
静脈内鎮静法を安全・快適に受けるために最も重要なのは、前日の十分な睡眠・当日6時間前からの絶食・ネイルの除去・腕まくりしやすい服装の4点です。これらを守ることで施術中止のリスクを防ぎ、安全な治療が実現します。歯科恐怖症・嘔吐反射・長時間治療にお悩みの方は、まず無料相談でご自身の状況を相談することを強くお勧めします。
GOLD AZABU DENTAL CLINIC
前日の準備や当日の流れについて
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電話またはWebフォームにて承っています。白金高輪駅・麻布十番駅・広尾駅よりアクセス可能。
| 月・火・金・土 | 10:00〜13:00 / 14:30〜19:00 |
| 水 | 10:00〜13:00 / 14:30〜18:00 |
| 木・日 | 休診 |
著者情報
院長
かわぶち もとき
川淵 元貴

経歴
2009年3月
福岡県立 九州歯科大学 卒業
都内医療法人にて臨床研修を行い、東大和病院にて医科領域の全身管理を学ぶ。
その後、都心部にて高度な審美治療、咬合崩壊を伴う高度なインプラント治療、静脈内鎮静法による歯科治療に従事。
2017年12月
ゴールド麻布デンタルクリニック 開設
専門分野
矯正歯科治療(インビザライン プラチナプロバイダー・日本成人歯科矯正学会)
審美歯科・美容歯科
静脈内鎮静法を利用した歯科治療
咬合崩壊再建治療(インプラント・義歯)
インプラント治療(Nobel Biocareインプラント認定医)
