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静脈内鎮静法と美容点滴・ビタミンC点滴の違い|歯科の点滴をわかりやすく解説
「歯科で点滴をする」と聞いて、「美容点滴や高濃度ビタミンC点滴と同じもの?」と疑問に思ったことはありませんか?
当院では、静脈内鎮静法と、高濃度ビタミンC点滴・ビタミンB群点滴などの美容点滴の、どちらも行っています。どちらも「点滴」ですが、目的も、点滴する内容も、点滴の受け方も、異なります。静脈内鎮静法は、不安・恐怖・緊張感をなくし、眠っているような状態で歯科治療を受けるための「点滴で行う麻酔」です。一方、高濃度ビタミンC点滴は、ビタミンCを血液中から全身に補給するための点滴です。この記事では、両者の違いを整理します。
- ✅ 静脈内鎮静法と高濃度ビタミンC点滴の、目的の違い
- ✅ それぞれの流れ・事前の検査・注意点
- ✅ 点滴メニューと費用の目安
「歯科で点滴をする」と聞いて感じる疑問

歯科医院から、「静脈内鎮静法という点滴を使った治療ができます」と説明を受けたとき、「歯医者で点滴をするの?」と驚いた方も、多いのではないでしょうか。また、近年は、高濃度ビタミンC点滴や美容点滴という言葉を、目にする機会も増えています。そのため、「歯医者で受ける点滴も、同じようなもの?」と、混同してしまう方が、少なくありません。
こんな疑問を抱く方も、いらっしゃいます。
- ✅ 点滴で、本当に眠れるの?全身麻酔と同じ?
- ✅ 美容点滴と、同じ薬剤を使っているのか?
- ✅ 歯科治療と、ビタミン点滴は、どう関係するの?
- ✅ 費用は、どのくらいかかるの?
「点滴」という外見上の共通点から生まれる、自然な疑問です。目的・点滴する内容・事前の検査・受け方は、それぞれ異なります。以下で、一つひとつ整理していきましょう。
点滴メニューと、それぞれの目的
当院では、点滴を使うメニューとして、次の4つをご用意しています。
静脈内鎮静法は、「点滴で行う麻酔」です。血管に安定剤を点滴し、眠っているような状態で歯科治療を進めていく方法です。歯科治療が怖い方、嘔吐反射がある方、緊張で口が開けられない方、インプラントや複数の歯を一度に治療する短期集中治療を受けたい方などに、おすすめしています。
ビタミンCは、食物やサプリメントから摂取しても、全身に行きわたる前に酸化してしまうことが多いため、高濃度ビタミンCの点滴を行っています。ビタミンCを酸化させることなく、血液中から全身に行きわたらせることができるため、美肌効果などの効果が見込めます。「口元のハリやツヤを取り戻したい」「疲労がたまりやすい」という方に、おすすめしています(効果には個人差があります)。
ビタミンB群点滴は、ビタミンB1、B2をメインとした、水溶性ビタミンB群の点滴で、歯科領域において、口内炎、口角炎、舌炎等の炎症の治療や改善、抜歯後の歯肉治癒を促す、顎関節症による筋肉疲労を和らげる効果を目的としています。ビタミンカクテル(I.V Bar)は、高濃度ビタミンC及びビタミンB群を、1度に全て摂取する点滴です。
このように、「点滴」という言葉でまとめられていても、静脈内鎮静法は、歯科治療を安心して受けるための鎮静(麻酔)であり、ビタミン点滴は、ビタミンの補給を目的とした点滴です。当院では、どちらも、歯科の診療の一環として、ご用意しています。
静脈内鎮静法とは?歯科での点滴の仕組み

静脈内鎮静法は、胃・大腸の内視鏡検査などでも、よく使われている方法です。鎮静中は、夜就寝しているときと同じような状態で、自分自身で普段と同じように呼吸ができ、呼びかけに対しても反応することができます。全身麻酔と異なり、入院の必要はなく、施術後に少しお休みいただくだけで効果は薄れるため、施術当日に、お帰りいただけます。
静脈内鎮静法の流れ
- 問診・ご説明:患者様の体調やお口の状況を伺い、本日行う治療内容をご説明します。
- 点滴・麻酔の開始:腕もしくは手の甲などの静脈に点滴をします(極細の注射針を使用)。生体モニターでバイタルを見ながら、鎮静剤を投与します。
- 歯ぐきの麻酔:睡眠状態になったことを確認してから、歯ぐきに局所麻酔を行います。
- 治療開始:呼吸状態や脈拍、血圧などをモニタリングしながら、治療を進めます。
- 治療終了・休憩:鎮静剤の投与をストップし、患者様の意識がはっきりするまで、お休みいただきます(個人差がありますが、5分〜60分程度)。
- 治療内容のご説明:本日行った治療内容と、次回の予定をご説明して、当日の治療は完了です。
⚠️ 静脈内鎮静法を受ける際の注意点
- 当日のお車・バイク・自転車の運転は、お控えいただく必要があります(来院時は、ご注意ください)。
- 術後に、ふらつきや眠気が残ることがありますが、いずれも一時的なものが、ほとんどです。
- 事前に全身状態を確認し、お一人おひとりに合わせた薬剤量を調整したうえで、実施します。持病や服用中のお薬は、事前にお伝えください。
- 鎮静の深さや、治療の記憶の残り方には、個人差があります。
静脈内鎮静法と高濃度ビタミンC点滴を比較
ここでは、静脈内鎮静法と、高濃度ビタミンC点滴の違いを、比較します。
| 項目 | 静脈内鎮静法 | 高濃度ビタミンC点滴 |
|---|---|---|
| 目的 | 治療中の不安・恐怖・緊張感をなくし、眠っているような状態で治療を受ける | ビタミンCを、血液中から全身に補給する(美肌など) |
| 点滴する内容 | 鎮静剤(安定剤) | 高濃度ビタミンC(防腐剤不使用のMylan社製の製剤) |
| 事前の確認・検査 | 事前に全身状態を確認し、薬剤量を調整 | 初診の方は、G6PD検査(5,500円・税込)を受け、安全に摂取できるかを検査してから治療に入る |
| 流れ・時間 | 歯科治療と同時に実施。治療終了後、5分〜60分程度お休みいただく | 1時間〜2時間かけて点滴。投与後は、そのままご帰宅いただける |
| 頻度の目安 | 治療内容に応じて(短期集中治療などで利用) | 月に1回(12.5g)からスタート。効果を感じるには、平均月に2回、3か月以上の継続が望ましい |
| 費用(税込) | 1時間30分 33,000円(以後30分ごと 11,000円) | 25g 19,800円 |
※ 税込金額は、税別の料金に、消費税10%を加えた金額です。
比較表を見てわかるように、静脈内鎮静法は、「歯科治療を安心・安全に受けるための手段」であり、高濃度ビタミンC点滴は、ビタミンCを補給すること自体が目的です。
高濃度ビタミンC点滴の流れ・注意点
- ビタミンCの血中濃度を測定し、投与量を決めます:少ない量から始めて、回数を重ねるごとに投与量を増やしていきます。
- 1時間〜2時間かけて、ビタミンCを点滴投与します。
- 投与後は、そのままご帰宅いただけます。
⚠️ 高濃度ビタミンC点滴の注意点
- ごくまれに、G6PD欠損症という遺伝性疾患をお持ちの方がいらっしゃいます。G6PD欠損症の方は、高濃度ビタミンC点滴を行うと、重度の溶血性貧血を起こす可能性があるため、治療前に、必ず検査を受けていただいています。
- ビタミンB群点滴は、糖尿病の方には、使用できません。また、ビタミンB2の影響で、尿が黄変します。
- 効果には、個人差があります。
歯科の治療との関わり
高濃度ビタミンC点滴は、歯科治療中にビタミンを点滴補給できるため、歯も体調も改善したい方に向いています。具体的には、コラーゲンの合成、体に良い成分の注入により、歯ぐきの腫れや歯周病治療の回復に良い影響を与え、インプラントや抜歯など、外科的処置後の傷口の早期回復が期待できます(効果には、個人差があります)。
よくある誤解:静脈内鎮静法は「全身麻酔」とは違う
「静脈内鎮静法=全身麻酔」と思われている方は多いですが、よくある誤解です。全身麻酔は、意識がなくなり、人工呼吸が必要で、多くの場合は入院が必要です。一方、静脈内鎮静法は、眠くなるけれど、意識はなくならず、自分自身で呼吸ができ、呼びかけや刺激に反応でき、入院の必要がありません。
ゴールド麻布デンタルクリニックの取り組み・費用

東京都港区南麻布にあるゴールド麻布デンタルクリニックでは、歯科治療が怖い・苦手な方でも、安心して治療を受けられる環境を整えています。院長の川淵 元貴は、東大和病院で医科領域の全身管理を学び、静脈内鎮静法による歯科治療に従事してきました。
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静脈内鎮静法による短期集中治療
1回あたり1時間半〜2時間半(場合により1時間半〜4時間)の時間を確保し、平均して、歯の治療は最大8本、インプラントは2本前後まで、進められる場合があります(歯の状態により異なります)。
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生体情報モニタ・シリンジポンプで安全管理
治療中は、血圧・脈拍・酸素濃度を常時モニタリングし、薬剤の使用量は、シリンジポンプで誤差なく管理します。
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完全個室の診療室・歯科用CT
プライバシーを確保するため、診療室はすべて完全個室です(ビルの12階)。院内に歯科用CTを完備し、精密な検査を即時に行えます。
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タクシーのご利用が可能
最寄りの「白金高輪駅」「麻布十番駅」「広尾駅」をご利用時に限り、タクシー領収書を受付にお渡しください。上限は往復1,000円で、初診治療の方、または自費診療契約に基づいた継続治療の方が対象です(診療時刻に遅刻された場合は、負担いたしかねます)。
料金の目安
当院は、自由診療のみです(保険診療は行っておりません)。静脈内鎮静法は、下記の麻酔料金に加えて、別途、治療費がかかります。
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 初診時の検査・カウンセリング(初診料) | 5,500円(税込)※事前精算 |
| 静脈内鎮静法(1時間30分) | 33,000円(税込) |
| 静脈内鎮静法(以後30分ごと) | 11,000円(税込) |
| 申込金(初診時に、処置開始・静脈内鎮静法・短期集中治療をご希望の方) | 33,000円(必須) |
| 高濃度ビタミンC点滴(25g) | 19,800円(税込) |
| ビタミンB群点滴 | 3,850円(税込) |
| ビタミンカクテル(高濃度ビタミンC 25g+ビタミンB群) | 22,000円(税込) |
| G6PD検査(高濃度ビタミンC点滴の初回前) | 5,500円(税込) |
※ 当院は、各種クレジットカード、デンタルローンに対応しています。診療内容により必要時間が異なるため、静脈内鎮静法は、治療内容に適した時間をご提案します。
よくあるご質問(FAQ)
📝 この記事のまとめ
- ✅ 静脈内鎮静法は、「点滴で行う麻酔」。治療中の不安・恐怖・緊張感をなくし、眠っているような状態で歯科治療を受けるための方法
- ✅ 高濃度ビタミンC点滴は、ビタミンCを血液中から全身に補給するための点滴。当院では、初回前にG6PD検査を行い、安全に摂取できるかを確認する
- ✅ 当院では、静脈内鎮静法も、高濃度ビタミンC点滴・ビタミンB群点滴も、行っている。目的も、点滴する内容も、受け方も、異なる
- ✅ 静脈内鎮静法は、当日のお車・バイク・自転車の運転を、お控えいただく。事前に全身状態を確認して、適応を判断する
- ✅ 費用は、静脈内鎮静法が1時間30分 33,000円(税込)、高濃度ビタミンC点滴(25g)が19,800円(税込)。別途、治療費・初診料など
歯科治療が怖い・苦手な方も、ご相談ください
東京都港区南麻布のゴールド麻布デンタルクリニックでは、静脈内鎮静法を活用した短期集中治療に対応しています。「治療が怖くて、ずっと放置してしまっていた」「嘔吐反射が強くて、歯医者に行けない」などのお悩みも、まずはLINEまたはWEBから、お気軽にご相談ください。相談だけでも大歓迎で、無理な治療のご提案はしません。
🏥 ゴールド麻布デンタルクリニック ご案内
〒106-0047 東京都港区南麻布3-21-17 BCityTower AZABUTOKYO 12階 TEL:03-6432-5845
診療時間:10:00〜13:00/14:30〜19:00(水曜午後は18:00まで) 休診日:木曜・日曜・祝日
アクセス:東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪駅」下車(東急目黒線直通)/都営バス「品97」「都06」系統「四ノ橋」降車1分





👨⚕️ 院長 川淵 元貴 のあいさつより
歯科治療を敬遠する理由として‘痛み’が挙げられます。歯の神経は痛みのみを伝えます。治療時の痛みがトラウマで歯医者に通えなくなってしまった方も多いはずです。
当院では、歯科恐怖症、嘔吐反射の強い方、パニック障害の方など歯科治療を苦手とする方も多く受け入れております。不安はなかなかぬぐえず、来院するまでも足が重たくなってしまう方も多いですが、無理することなくご自身のペースで通うことが可能です。